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精子提供ゆめ音符|関西一の精子バンク

大阪のボランティア精子バンク「ゆめ音符」です。日常や思いを素のままに綴っています。お問い合わせは yumeakachan@gmail.com へ。

精子提供と子への告知

精子バンクや精子提供によって誕生した子どもに、出生の秘密を伝えるべきなのでしょうか。伝えるとして、どのように真実を話すべきなのでしょうか。

「あなたはお母さんが心から望んで生まれてきた子」という伝え方はあると思います。ただし精子提供者や精子バンクから種をもらって、という真実の伝え方は、なかなか難しいですね。「精子バンクに理想的な人がいたので、その人の精子をもらったのだけど、精子バンクの決まりで名前も住所も教えてもらえなかった」という説明が妥当かも知れません。

ゆめ音符は、精子提供によって生まれてきた天使たちに会うことはできませんが、すべての子を愛しています。提供時には今回こそうまく行きますようにと願い、妊娠のお知らせを聞いて心から喜び、出産のお知らせを聞いて母子ともに健康で幸せな人生を送られることをお祈りしています。お母さんが望んで生まれてきた子であると同時に、お父さん(という表現は不適切かも知れませんが)も出生とすくすくとした成長を心から祝福し、お祈りしています。

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・国際生殖補助技術監視委員会(ICMART)によれば、世界で年間20万人の赤ちゃんが生殖補助医療によって誕生している
・多くの親が子どもに真実を告知すべきかどうかの決断を迫られ、事実を話すことにより、子どもが動揺したり、親としての立場が弱くなってしまう可能性を懸念する声もある
・米国生殖医学会(ASRM)は、子どもには知る権利があると主張し、早ければ3歳からの全面的な告知を支持。早い時期からこまめに話すことが必要で、精子や卵子といった言葉を理解できない頃には「子どもを授かるのに助けが必要だった」という話をするなど子どもの年齢や成熟度に合わせて具体的なことを教えていくべきだ
・臨床心理士のChristine Kodman-Jones氏は、複雑な概念を子どもに伝えるのは難しいかもしれないが、青年期になってからの告知はさらに大きな混乱を招く可能性があると指摘
・ASRMは、すべてを伝えないと子どもに落胆、混乱、自尊心の低下をもたらす可能性があると警告
(2010年6月3日付 HealthDay Newsより)

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精子提供告知絵本『わたしのものがたり』
国際医療福祉大学の清水清美先生が精子提供告知絵本『わたしのものがたり』を発行されたそうです。

「しんせつな男の人がせいしをプレゼントし、みんながとてもしあわせになりました」といった内容で、精子提供による誕生について子ども本人に分かりやすく伝えようとしています。対象は小学校入学前ぐらいの幼児です。

清水先生は、これまでの活動を通じて、子どもが小さいうちから真実を伝えることの大切さを実感されているそうです。巻末には、告知した親の体験談も掲載されています。詳細や購入方法は朝日新聞の2011年1月10日付け記事をご覧になるか、清水先生に直接お問い合わせください。

精子提供を受けてお母さん、お父さんになられる方にはぜひお読み頂きたいです。

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ケン・ダニエルズ著『家族をつくる 提供精子を使った人工授精で子どもを持った人たち』も参考になります。

平成24年には新潮社から『精子提供 父親を知らない子どもたち
(歌代幸子著)が出ました。




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